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腸内細菌で免疫力アップ⑦~シリーズ総まとめ

腸内細菌で免疫力アップ⑦~シリーズ総まとめ

【美容&健康コラム】 2025.5.5 Vol,209
管理栄養士 岩田 潤一郎先生

 

~40代から始める「腸から元気」な毎日へ~

 

 

6回に渡ってお送りしてきた
〈免疫力アップシリーズ〉ですが
いよいよ今回がラストになります。

3か月に渡る長編ですので
「最初の方は忘れてしまった」という方や
「途中から読むのを諦めた」という方も
いらっしゃるかと思います。

そこで最後は
6回分を読みやすく総まとめして
お伝えしようと思います☝

 

 

「腸」は免疫の要(かなめ)

年齢を重ねると風邪をひきやすくなったり
なんとなく疲れが取れなかったりしませんか?

実は体を守る「免疫力」は
腸と深く関わっています。

腸には体の免疫細胞の約7割が集まっていて
腸内環境が整っていると
ウイルスや細菌に負けにくい体を保てます。

つまり
元気の土台は「腸」にあるのです。

 

 

腸内細菌のバランスがカギ

私達の腸の中には100兆個以上の細菌がいて
「腸内フローラ」と呼ばれています。

これらは以下の3タイプに分けられます。

・善玉菌(体に良い働きをする)

・悪玉菌(体に悪影響を与えることがある)

・日和見菌(強いほうに味方する)

このバランスが崩れて悪玉菌が増えると
腸内が荒れやすくなり免疫力の低下にもつながります。

40代以降は腸の働きが少しずつ衰えていくため
意識的にケアしていくことが大切です。

 

 

「善玉菌」の種類と働き

腸内環境を整えてくれる
代表的な善玉菌は以下の3つです。

①乳酸菌
小腸に多く腸内を弱酸性に保って悪玉菌の増殖を抑えます。

②ビフィズス菌
大腸で活躍。免疫細胞を元気にし便通の改善にも◎。

③酪酸菌(らくさんきん)
食物繊維をエサに「酪酸」をつくり出す菌。
腸のバリア機能を高め、炎症を抑える力があります。

 

 

近年注目される「酪酸菌」

酪酸菌は腸を元気にするだけでなく
腸の粘膜を修復したり
過敏な腸の反応を落ち着かせたりしてくれます。

ただし
酪酸菌は日常の食事からとるのが難しく
日本では「ぬか漬け」や「臭豆腐」などにしか
多く含まれていません。

だからこそ〈サプリメント〉などで
効率よく補うことも一つの選択肢なのです。

 

 

腸活サポートには「新デイリープロテイン」

何から始めればいいかわからないという方には
〈新デイリープロテイン〉がおすすめです。

デイリープロテインには
腸に嬉しい成分がたっぷり入っています。

✅酪酸菌粉末(1食あたり10mg)
✅食物繊維(1食あたり8g)
✅ブルーアガベ由来のイヌリン(天然のプレバイオティクス)

食事にプラスするだけで
腸内環境のサポートが期待できます。

忙しい毎日でも
手軽に続けられるのが魅力なのです🌟

 

 

最後に
~今日からできる腸活を~

年齢とともに感じやすくなる不調や疲れは
腸を整えることで軽減されることもあります。

40代からの健康作りは
「腸」から始めてみるのが近道かもしれません。

日々の食事に発酵食品や食物繊維を意識して取り入れながら
必要に応じてサプリメントも上手に活用し、

「内側からきれいに、元気に」

を目指していきましょう!

 

※免疫力アップシリーズ

①腸と免疫の関係
②腸内フローラ
③腸内フローラのバランス
④善玉菌
⑤酪酸菌
⑥新デイリープロテイン

執筆者プロフィール

岩田 潤一郎
岩田 潤一郎先生
北海道出身 函館ラ・サール高校 中京大学体育学部
株式会社uniteボディメイク 代表
航空自衛隊出身のボディメイクコンサルタント。
ダイエット・ボディメイク専門「パーソナルトレーニングスタジオunite」の代表。
毎週日曜日YouTubeにてボディメイク情報発信中!

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