【美容&健康コラム】 2023.8.5 Vol,125
管理栄養士 岩田 潤一郎先生
前回は
愛子トレーナーが行った「計画的な食事管理」について
具体例を用いて解説しました。
今回は
本来なら彼女がダイエットのために行った
【大筋群の筋トレ】についてお話しする流れですが、
☑ダイエットには食事が最も大切で
☑現在のテーマが"お腹の引き締め"ですので、
補足として「お腹を引き締める食べ方」について
お伝えしようと思います。
※前回のコラムはこちら
『”ダイエットできる食べ方”なら分かるけど、”お腹を引き締める食べ方”ってあるの?』
と思われた方もいるのではないでしょうか。
実は・・・あります!
ポイントは3つ。
①お腹に脂肪が付きやすい食べ物を控える
②時間に気を付ける
③お腹を冷やさない
それぞれ解説していきましょう(^^♪
①お腹に脂肪が付きやすい食べ物を控える
まず最も重要で効果的なポイントから☝
お腹に脂肪がつきやすい食べ物とは
【甘いもの】です。
甘いものには糖質の”果糖”が多く含まれていますが
同じ糖質でもご飯や主食に含まれているデンプンに比べ、
”約3倍内臓脂肪になりやすい”
という性質があります💦
特にスイーツ好きでお腹周りが気になる方は
2~3週間控えるだけでかなり引き締まってきますよ。
ただ、デンプンもお腹周りに付きやすいので
適量を守って食べましょうね。
②時間に気を付ける
次に気を付けるポイントは
【夕方以降は太りやすい】ということです。
人は太陽によって代謝を変化させますが
お昼頃をピークに消費を抑えていきます。
日中フルスロットルで燃焼していた体は
・日の入りを迎えるとアイドリング状態になり
・それから2時間程度で眠る準備に入り
・22時以降はエンジンを切ってしまいます。 ※自動車に例えたイメージ
ということは
夕方以降はエネルギーが余りやすいので
かなり気を付けて食べなくてはなりません。
しかも夜になればなるほど
”内臓脂肪”が付きやすくなります。
今は日の入りが19時頃ですので
それまでに食事を終えるのがポイントです。
③お腹を冷やさない
夏は冷たい飲食が増えますが
【お腹周りが冷えると体脂肪は燃えにくく】なります。
イメージしてください☝
冷蔵庫から出したばかりの豚の脂(ラード)は固まっていますが
常温で放置するとトロトロ溶け出してきますよね
これは融点(溶け始める温度)によるものですが
人でもアイスや氷で腸や内臓を冷やしすぎると
お腹周りの体脂肪は分解されにくくなってしまいます。
猛暑の折
冷たい飲食を全くしないというのは現実的ではないので
”できるだけ控える”のはいかがでしょうか?
というわけで次回は
「大筋群の筋トレ」についてお話ししようと思います。
「夏前ダイエットシリーズ」
夏前①~愛子トレーナーのビフォーアフター
夏前②~ダイエットで最初にやるべきこと
夏前③~計画的な食事管理
夏前④~お腹を引き締める食べ方
【プロフィール】Facebookより
岩田 潤一郎(いわた じゅんいちろう)
https://unite-diet.com/trainer.html
北海道出身 函館ラ・サール高校 中京大学体育学部
株式会社uniteボディメイク 代表
航空自衛隊出身のボディメイクコンサルタント。
ダイエット・ボディメイク専門「パーソナルトレーニングスタジオunite」の代表。
毎週日曜日YouTubeにてボディメイク情報発信中!