【美容&健康コラム】 2023.5.20 Vol,115
管理栄養士 岩田 潤一郎先生
前回は
外食の基本の量とご飯の調節についてお伝えしましたが、
今回は
各ジャンル(事業所)別の特徴と対策についてお話ししようと思います。
※前回のコラムはこちら
前回お話ししたように
外食にはいくつかのジャンルがあります。
・ファミリーレストラン
・ファストフード店
・専門店
・居酒屋
・事業所給食
他にも色々ありますが
大体このような感じで分けられるのではないでしょうか。
それでは各ジャンルの特徴と対策を見ていきましょう☝
①ファミリーレストラン
24時間営業の店舗があったり価格が手ごろでメニューも豊富なので
老若男女問わず人気です🌟
対策としてはメニューが豊富なのを活かして
・主食は、雑穀米や玄米、ライ麦パンやブランパンなど低GI食品を選ぶ。
・主菜は、鶏肉のソテーや赤身肉のステーキ、焼き魚、豆腐など低脂質料理を選ぶ。
・副菜として、サラダを一品追加し最初に食べる。
等がおススメです。
②ファストフード店
ハンバーガー、牛丼、回転寿司、立ち食いソバ、デパートのフードコートなど
「早い」「安い」「多い」のが魅力ですが
その反面、主食と主菜に偏った単品メニューになりがちです。
対策としては
・ハンバーガーや丼物は、サイドメニューのサラダや小鉢を追加し先に食べる。
・回転寿司は、シャリを半分にして食べる皿数を決める。具沢山の味噌汁を付ける。
・麺類は、食物繊維が多いものを選び先に食べる。汁を飲まない。(山菜そば、もやしラーメン等)
等がおススメです。
③専門店
定番の和・洋食、中華、イタリアン等に加え
近年ではアジア料理、南米料理、北欧料理など様々な特徴を持つ専門店が増えてきました。
お得で豊富な種類のランチメニューを提供する店も多いですよね。
多国籍料理や初めて食べる料理はワクワクしますが
食材や調理法、調味料が分からず少し怖くもあります💦
対策としては
・初めての料理はベジタブルファースト!まずは食物繊維で吸収をゆっくりと。
・主食&糖質は最後に。外国の主食は分からなくても野菜と肉・魚介・卵は分かるはず。
・ランチセットのスイーツは付けない。レシピが分からない場合はセットにしない。
このように
各々の特徴が分かればしっかり対策をとれるので
必要以上に恐れることはありません!
さて少々長くなってきたので
残り2ジャンル ④居酒屋と ⑤事業所給食については
これまでのまとめと合わせて次回お伝えいたします。
次回のコラムにもご期待ください!
「外食の選び方シリーズ」
外食①~まずは基本を知ろう
外食②~各ジャンル別の攻略法(1)
【プロフィール】Facebookより
岩田 潤一郎(いわた じゅんいちろう)
https://unite-diet.com/trainer.html
北海道出身 函館ラ・サール高校 中京大学体育学部
株式会社uniteボディメイク 代表
航空自衛隊出身のボディメイクコンサルタント。
ダイエット・ボディメイク専門「パーソナルトレーニングスタジオunite」の代表。
毎週日曜日YouTubeにてボディメイク情報発信中!