
Columnコラム
夏の“睡眠トラブル”が体に与える影響と対処法〜寝苦しい夜が続くと太りやすくなる!?〜

【美容&健康コラム】2025.8.5 Vol,222
管理栄養士 岩田 潤一郎先生
「夜中に何度も目が覚める」
「寝つきが悪くて疲れが抜けない」
そんな悩みが増えるのが、まさにこの時期です。

特に、ホルモンバランスや自律神経が揺らぎやすい年齢になると、夏の暑さやエアコンによる冷えが引き金となって、慢性的な睡眠の質低下を引き起こすことがあります。
実はこの“夏特有の睡眠トラブル”が、体重の増加や体型の崩れと密接に関係していることをご存知でしょうか?
■睡眠不足が引き起こす“代謝の乱れ”
良質な睡眠中には、脂肪分解を促す「成長ホルモン」や、食欲を抑制する「レプチン」などのホルモンが分泌されます。
しかし、睡眠が浅かったり途中で何度も目が覚めたりすると、これらのホルモン分泌が減るだけでなく…
☑空腹を強く感じる「グレリン」が増える
☑食べても満足感が得られにくい
☑血糖値が不安定になり、脂肪をため込みやすくなる
☑筋肉の修復が進まず、基礎代謝が低下する
など、ダイエットには不利な状態に。

「食事に気をつけているのに痩せない」
「運動をしても体が重いまま」
そんな停滞期の原因が、実は“睡眠の質”にあるケースは少なくありません。
それでは、睡眠の質を上げる習慣を解説していきましょう☝
■今すぐできる「夏の快眠習慣」
(1)寝室の温度と湿度を整える
エアコンの設定温度は26〜28℃、湿度は50〜60%が目安。
直接体に風が当たらないように工夫しながら、冷やしすぎを防ぎます。
(2)ぬるめのお風呂で深部体温をリセット
寝る90分前に、38〜40℃のぬるめのお湯に10〜15分程度浸かるのが理想的。
いったん体温を上げてから自然に下がる流れを作ることで、スムーズに眠りに入れます。
(3)カフェインの摂取は早めに切り上げる
コーヒー・紅茶・緑茶などのカフェインは、覚醒作用が長く残ります。
夕方以降はなるべく控えると安心です。
(4)寝る前のスマホは控えめに
スマートフォンのブルーライトは脳を刺激して眠気を妨げます。
少なくとも就寝の1時間前からは、スマホやパソコンの使用を減らしましょう。
(5)マグネシウムやハーブを取り入れる
足が攣りやすい方には「塗るマグネシウム」やマグネシウムを含む入浴剤も◎。
また、カモミールやラベンダーのハーブティーを取り入れると、副交感神経が優位になりやすくなります。
■おわりに
夏の“寝苦しさ”は単なる不快感にとどまらず、体調や体型にも大きな影響を与えます。
睡眠の質を整えることは、疲れにくい体づくりやダイエット成功の土台にもつながります。
「最近なかなか疲れが抜けない」
「なぜか体が重たい」

そんな時は運動や食事だけでなく、“夜の過ごし方”も見直してみてはいかがでしょうか🌟
執筆者プロフィール

- 先生
-
株式会社uniteボディメイク代表取締役
パーソナルトレーニングスタジオunite代表
・管理栄養士
・健康運動指導士
自身の-36kgのダイエット経験とボディメイクトレーナーとして25年以上のキャリアから、お客様を確実に成功に導くメソッドを確立。
妻の愛子トレーナーと共にSQCの審査員も務めている。
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