Columnコラム

  • HOME
  • コラム
  • 『気圧に負けない“めまい・頭痛予防エクササイズ”』

『気圧に負けない“めまい・頭痛予防エクササイズ”』

『気圧に負けない“めまい・頭痛予防エクササイズ”』


【美容&健康コラム】2025.11.20 Vol,240

管理栄養士 岩田 潤一郎先生

■「気圧の変化に弱くなった気がする…」その不調、放っておかないで

寒暖差が大きく、天気もコロコロ変わるこの時期。
なんとなく頭が重い、めまいがする、ふわっとする・・・
そんな症状が増えてきませんか?

実はこれ、単なる疲れではなく、“気圧のゆらぎ”で自律神経が乱れているサイン☝
気圧が下がると内耳(耳の奥)が敏感になり、脳がストレスを受けやすくなります。

特にこの季節は気圧の上下が激しいので、体がついていかず不調として現れやすいのです。

というわけで今回は、
「ゆらぎやすい季節の自律神経メンテナンス」と題して、めまい・頭痛予防エクササイズをご紹介しようと思います。


■気圧不調が起こるワケ

気圧が下がる
→迷走神経が過敏になる
→血管が拡がる
→めまいや頭痛が起きる・・・
というのがよくある流れです。

さらに、首まわりの筋肉がこわばると血流が低下し、脳への酸素供給が減ることで不調が悪化しやすくなります。

“めまい”も“頭痛”も、ポイントは 「自律神経」と「首まわりの血流」。
だからこそ、体へのちょっとしたアプローチが効きます。

■気圧に負けない体をつくる“3つのエクササイズ”
どれも短時間でできて、効果がわかりやすいものを厳選しました。

(1)耳の内圧を整える「耳ほぐし」

耳を軽くつまんで上下左右に動かすだけ。
耳周りには自律神経とつながるポイントが多く、内耳の過敏をやわらげます。

**やり方**
・耳全体を優しくつまむ
・上下、左右、くるっと軽く回す
・1セット30秒

<ポイント>
強さは「軽くつまむ程度」でOK。刺激しすぎると逆効果。

(2)めまい予防の「首すじストレッチ」

首の後ろの筋肉をゆるめると、脳への血流がパッと戻りやすくなります。

**やり方**
・右耳を右肩の方へ倒す(→左の首すじが伸びる)
・左右20秒ずつ
・2セット

<科学的補足>
首まわりの筋緊張がゆるむと、椎骨動脈の血流が改善し、
“ふわっ”とした感覚が出にくくなります。

(3)気圧に強い体をつくる「呼吸エクササイズ」

呼吸を整えると自律神経がスッと落ち着き、気圧のストレスにも強くなります。

**やり方**
・4秒かけて鼻から吸う
・6秒かけて口から吐く
・5〜10回
・寝る前や朝起き抜けがおススメ

<科学的補足>
長く吐くことで副交感神経が優位になり、頭痛の“前兆”を抑えやすくなります。

⭐まとめ⭐

「気圧の変化=不調」ではありません。

気圧は変えられないけど、自律神経は整えておくことができるのです。

耳、首、呼吸。
この3つをケアしておくだけで、
「最近、気圧の影響を受けにくくなったかも」と実感しやすくなります。

無理なくできる優しい習慣で、ゆらぎやすい季節を軽快に乗り越えちゃいましょう(^^♪

ps
今年もシェイプクイーンコンテストが近づいてきました!(12/7)
ご出場の皆様は、最後の仕上げのため。
応援の皆様は、格好良くドレスを着こなすため。
ぜひスタジオuniteの【ダイエットレシピ】をご活用ください(^^)

ダイエットレシピ集
https://www.youtube.com/playlist?list=PLA6i8zux4PeQfSVhh4VDm_nehwm5xJvkQ

執筆者プロフィール

岩田 潤一郎
岩田 潤一郎先生
北海道出身 函館ラ・サール高校 中京大学体育学部
株式会社uniteボディメイク 代表
航空自衛隊出身のボディメイクコンサルタント。
ダイエット・ボディメイク専門「パーソナルトレーニングスタジオunite」の代表。
毎週日曜日YouTubeにてボディメイク情報発信中!

コラムタグ