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お正月モードをリセットする“胃腸回復1週間”

お正月モードをリセットする“胃腸回復1週間”

 

新年あけましておめでとうございます。
年末年始は楽しい時間が続く一方で、つい食事量が増えたり、夜更かしが続いたりと、普段とは違う生活リズムになりやすい時期です。
その結果、「胃が重い」「むくみが抜けない」「なんとなくだるい」といった“お正月明け特有の不調”を感じる方も少なくありません。
そこで今回は、新しい一年をすっきりとスタートするための「胃腸をリセットする1週間の過ごし方」をご紹介します🌟

 

■お正月明けに感じる“胃腸の重さ”とは

ごちそうが続き、普段より脂質や糖質が多い食事が増えると、胃腸がフル稼働し続けます。
さらに、夜遅い食事や睡眠リズムの乱れは、自律神経のうち“消化を司る副交感神経”を弱め、胃腸の動きを低下させてしまいます。
結果として、〈胃もたれ〉、〈便通の乱れ〉、〈むくみ〉、〈全身のだるさ〉等につながりやすくなるのです。

 

■胃腸が疲れる科学的メカニズム

胃腸が疲れる要因として、以下の3つが挙げられます。

(1)消化器官の負担増
脂質の多い料理やお酒が続くと、胃・小腸・膵臓・肝臓といった“消化に関わる臓器”がフル稼働になります。
特に脂質は消化に時間がかかるため、胃の滞留時間が長くなり、食後もしばらく重さが残りやすいのが特徴です。
また、深夜の食事は消化器官の活動が低下する時間帯と重なり、余計に負担がかかります。

(2)自律神経の乱れ
夜更かしや不規則な食事時間は、副交感神経の働きが弱まり、胃腸のぜん動運動が低下します。

(3)腸内環境の変化
食物繊維が不足し、動物性食品が多い食事が続くと、腸内細菌のバランスが崩れ、ガス・張り・便通トラブルが起こりやすくなります。
お正月明けの不調は「食べすぎ」だけでなく、胃腸機能の低下+リズムの乱れが重なって起こるものなのです。

 

■1週間で整える“胃腸回復週間”の3つのポイント

ここでは、誰でも無理なく取り入れられる7日間の整え方をご紹介します。

(1)朝:内臓を“起こす”優しいスタート
・白湯をゆっくり1杯
・朝食は“消化に軽いもの”を中心に
 (例:お粥、味噌汁、バナナ、ヨーグルト、卵など)
・冷たい飲み物は控え、温性食材(生姜、ねぎ)をプラス

(2)昼:栄養バランスを整える
・たんぱく質(魚・鶏・豆類)を適量
・食物繊維(野菜・海藻・きのこ・こんにゃく)で腸内環境を調整
・揚げ物・早食いを避け、よく噛むことを徹底
→ 消化酵素の働きが安定し、午後の不調が出にくくなります。

(3)夜:胃腸を“休ませる”
・夕食は腹6〜7分
・脂っこいもの・濃い味を控える
・寝る3時間前までに食事を済ませる
・軽いストレッチで副交感神経を優位に
→ 夜の休息が、翌朝の胃腸の軽さにつながります。

 

■“胃腸にやさしい回復スープ”レシピ

胃腸を整えながら必要な栄養を補える1週間に、ぜひ取り入れてほしいメニューです☝

〈材料 2〜3杯分〉
・大根 150g
・にんじん 1/3本
・生姜 1片
・鶏むね肉 80g(または豆腐100g)
・味噌 大さじ1
・水 600ml

〈作り方〉
1. 野菜と鶏むね肉(または豆腐)を食べやすい大きさに切る
2. 水で10〜12分ほど弱火で煮る
3. 火を止めてから味噌を溶かす
4. 生姜をすりおろし、最後に加える

〈ポイント〉
・味噌の発酵菌が腸内環境を整える
・大根の消化酵素(アミラーゼ)が胃の負担を軽減
・生姜が血流を促し、内臓の働きをサポート
・鶏むね肉は低脂質で負担が少ない

 

⭐まとめ⭐
お正月の食事やリズムの乱れが続くと、胃腸の負担は気づかないうちに積み重なり、朝のだるさや肌の調子、気分の波として現れます。
しかし、1週間だけでも“胃腸を休ませる時間”をつくると、朝のスッキリ感、便通の安定、肌のうるおい、気持ちの軽さなど、全身の変化として戻ってきます。

年始は身体を立て直す絶好のタイミング。
無理なくできる範囲で“胃腸回復週間”を取り入れ、1年のスタートを心地よく整えてみましょう(^^♪

執筆者プロフィール

岩田 潤一郎
岩田 潤一郎先生
株式会社uniteボディメイク代表取締役
パーソナルトレーニングスタジオunite代表

・管理栄養士
・健康運動指導士

自身の-36kgのダイエット経験とボディメイクトレーナーとして25年以上のキャリアから、お客様を確実に成功に導くメソッドを確立。

妻の愛子トレーナーと共にSQCの審査員も務めている。