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夏疲れのリカバリー食材おススメ3選

夏疲れのリカバリー食材おススメ3選

【美容&健康コラム】2025.8.20 Vol,225
管理栄養士 岩田 潤一郎先生

お盆を過ぎた頃から、
体の中に少しずつ“夏疲れ”が溜まってきます。

冷たい飲み物や麺類の取りすぎ
エアコンによる冷え
強い日差しによるダメージ・・・

「なんとなく体がだるい」
「朝の目覚めがすっきりしない」と感じるのは、
体が疲労と栄養不足のサインを出している証拠です。

そんな時こそ毎日の食事にちょっとした工夫を。

今回は夏の疲労回復に役立つ
「リカバリー食材ベスト3」をご紹介します。

 

■第3位:卵

卵は“完全栄養食品”と呼ばれるほど、栄養バランスが整っています。

特に注目したいのはビタミンB群。

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きを持ち、
不足すると「疲れやすい」「だるい」と感じやすくなります。

ゆで卵1個で1日の必要量の約10%が摂れるので、
忙しい日でも取り入れやすいのが魅力です。

〈おすすめ〉
朝食にゆで卵+味噌汁。
胃腸にやさしくエネルギー代謝をスムーズにしてくれます。

■第2位:青魚

サバ・イワシ・アジなど青魚のEPA・DHAは、
血液をサラサラにして血流を改善する働きがあります。

血流が良くなると酸素や栄養が体の隅々に届けられ、
疲労回復を後押しします。

EPA・DHAを1日1g以上摂取すると
心血管系の健康維持にも有効とされています。

サバの切り身1枚でおおよそ1.5g摂れるので、
週に2〜3回は魚を意識してみると安心です。

〈おすすめ〉
缶詰を使って、冷や汁やサラダに簡単アレンジ。
暑い日でも食べやすいです。

■第1位:トマト

夏野菜の代表格であるトマトには、
リコピンという強力な抗酸化成分が豊富です。

リコピンはβカロテンの約2倍、
ビタミンEの約100倍の抗酸化力を持つとも言われ、
紫外線ダメージや疲労で発生する活性酸素を抑える働きがあります。

さらに、
トマト1個でビタミンCが1日の目安量の約20%。

美肌や免疫サポートにもぴったりです。

加熱するとリコピンの吸収率が3倍近くに高まるので、
トマトスープやラタトゥイユにするもおススメです。

🌟まとめ🌟

夏疲れを放置すると、
秋口の「体調不良」や「体重増加」にもつながってしまいます。

毎日の食卓に「卵・青魚・トマト」を取り入れて、
体の中からエネルギーをチャージしてみましょう☝

栄養バランスを少し整えるだけで、
残暑を軽やかに乗り切る力がついてきます!

執筆者プロフィール

岩田 潤一郎
岩田 潤一郎先生
北海道出身 函館ラ・サール高校 中京大学体育学部
株式会社uniteボディメイク 代表
航空自衛隊出身のボディメイクコンサルタント。
ダイエット・ボディメイク専門「パーソナルトレーニングスタジオunite」の代表。
毎週日曜日YouTubeにてボディメイク情報発信中!

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