
Columnコラム
『秋』だからこそ やっておきたいスキンケア

【美容&健康コラム】 2025.10.25 Vol,236
MI美容顧問:川戸清弥
今回の美容コラムは前回の続編として、秋に必ずやってほしいスキンケアをご紹介したいと思います。秋は特に肌が揺らぎやすい季節でもあります。早めに夏のダメージを回復させ冬の乾燥シーズンに備えるため、この秋から対策しておくことが重要です。既に秋の肌トラブルを感じ始めている方はこの美容コラムを参考に今日から秋のスキンケアを取り入れましょう。

秋に必要なスキンケアには下記のケアが大切になってきます。まずはご自分の肌状態に合わせて下記のスキンケアを確認しておきましょう。
【秋の肌トラブルと必要なスキンケア】
1) 乾燥・かさつきが気になる方
今お使いのスキンケア商品をすぐに見直しましょう。まだ夏用のスキンケアを行っていると油分が足りずに肌は乾燥してしまいます。早々にクリームを取り入れ肌に油分を補いましょう。特に目の回りの皮膚は薄いため保湿成分を重ねるように意識することが大切です。

2) くすみ・黄ばみ・シミの悪化が気になる方
秋になり紫外線が弱くなっても紫外線対策は継続することが重要です。そして美白成分配合のパックや血行促進トリートメントとしてマッサージや温感パックを取り入れながら代謝を促進させ、体の内側からビタミンCやポリフェノールなどの抗酸化作用を持つ成分を意識して摂るようにし紫外線ダメージは早めにリセットしておきましょう。
3) ハリの低下・小ジワ・シワの進行の気になる方
たるみ・小ジワが目立ち始めている方は、特に入浴後汗がひかなくてもすぐにローションやミルク・クリームを塗るようにしましょう。湿度が急激に低下している秋は、夏と違い肌の水分を奪われやすいため洗顔後すぐにスキンケアを行うことが大切です。毎日使うスキンケア商品を選ぶ際には、ナイアシンアミド配合の美容液やクリームが効果的です。目立つたるみやシワには定期的に表情筋を刺激する為のマッサージを取り入れると良いでしょう。美顔器をお持ちの方はEMS機能で2~3日に1回はお顔の筋肉トレーニングを行うようにしましょう。

4) 毛穴の角栓・ごわつきが気になる方
夏の間に紫外線を浴びて厚くなってしまった角層に対し角質ケアとしてピーリングがお勧めです。角質ケアは毛穴の開きが気になる方やローションのなじみが悪い方にもおすすめです。肌の状態やピーリング方法にもよりますが2~4週間に1回の間隔で定期的に行うのが良いでしょう。
5) 赤み・敏感肌が気になる方
すでに「赤み」が現れ「敏感肌」な状態のときには、今お使いのスキンケア用品を大きく変えず、保湿ケアの徹底を心がけてください。気になるシミやシワがあってもまずは肌を落ち着かせることが大切です。活性作用のある美容液などは一旦ストップし、ローションとクリームといったシンプルなケアがお勧めです。

上記スキンケアを参考に夏バテした肌の回復ケアを是非お試しください。これといって肌にトラブルを感じていなくても秋は、「角質ケア」がお勧めです。知らぬ間に肥厚した角質や毛穴に詰まった角栓を除去し正常なターンオーバー周期を取り戻しておくことが大切です。
それに紫外線によるダメージをリセットするため「抗酸化ケア」も忘れないでください。抗酸化ケアは角質ケアと違い1回で効果を感じるものではありませんが、抗酸化成分を身体の内外両方から継続的に取り入れ肌の老化を加速させないようにしっかりケアしましょう。皮膚は再生力の強い臓器です。1週間ごとに肌の色・弾力・潤い・滑らかさに回復を感じるはずです。
執筆者プロフィール

- 顧問
- ドイツ留学にて、皮膚理論や毛髪理論、エステティックの技術などを学び美容外科・皮膚科で美容カウンセラーを経験。現在は多くの企業やエステサロンと契約して化粧品プロデューサー、ビューティーアドバイザーとして海外でも活躍中。
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