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《前回の続き》ダイエットの停滞期④~停滞期の解消方法Ⅰ(消費を上げる)

《前回の続き》ダイエットの停滞期④~停滞期の解消方法Ⅰ(消費を上げる)

【美容&健康コラム】 2022.8.20 Vol,79
管理栄養士 岩田 潤一郎先生

 

前回まで三回に渡り
ダイエット中に停滞期を引き起こす3つの原因
についてお話ししてきましたが、

今回からいよいよ
【停滞期の解消方法】について解説していこうと思います。

 

 

まずは停滞期の原因(1)
「エネルギー不足で基礎代謝が下がっている」
ことへの対応方法です。
※原因(1)の記事はこちら

ダイエットを始めると
摂取エネルギーが減るため身体のエネルギーが不足し
→脳が飢餓状態だと判断
→基礎代謝を下げ消費エネルギーを抑える
→消費が摂取と同じレベルまで落ちる

このような流れで
停滞期が出現することをお話ししました。

ということは
【消費エネルギーを上げれば停滞期を解消できる】
のではないでしょうか(^^)

 

 

■消費エネルギーを上げる方法

停滞期中に消費エネルギーを上げる方法は
大きく2つ考えられます。

①チートデイを取り入れる
②活動量を増やす

それぞれ見ていきましょう。

 

 

①チートデイを取り入れる


チートデイは英語でcheat dayと書き
”(脳を)だます日”という意味があります。

低カロリーが続き飢餓と判断している脳に対して
一日たくさん食べることで「飢餓じゃないんだ!」と錯覚を起こさせ
下がった基礎代謝を元に戻す方法です。

チートデイのやり方は以下になります。

・停滞期が一週間続いたら一日行う
・たくさん食べていいのは糖質だけ(ご飯、麺、芋等のデンプン)
・糖質量は体重×10g/日程度(体重60㎏なら600g/日)
・糖尿病など既往がある場合はNG(※医師に相談)

よく勘違いされますが
何でも食べて良いわけではありません💦

脳はエネルギー不足を
”貯蔵された糖質(グリコーゲン)”で判断するので
多量摂取して良いのはあくまでも糖質です。

ただし
少々特殊な方法になるので初めて行う際は
ダイエットに詳しい管理栄養士やトレーナーに
ご相談することをお勧めします。

 

 

②活動量を増やす


チートデイは下がった基礎代謝を元に戻す効果的な方法ですが
専門知識が無いとリバウンドしてしまったり
最悪の場合、糖質由来の病気に罹患するリスクもあります。

そのような場合は
運動や家事、通勤などで一日の活動代謝を増やすと良いでしょう。

基礎代謝は戻らなくても
活動代謝が増えれば総消費エネルギーは上がります♬

「運動した日は、3食しっかりご飯(白米)を食べる」

例えばこのような方法であれば
劇的には改善されなくてもダイエットのストレスは緩和し
翌日から頑張れる気持ちのリセットにもなります。

どのような運動が良いかは
以前のコラムを参考になさってくださいね☆彡

(参考)
ダイエットに最適な運動と時間は?
継続が苦手な人でも気軽に出来る運動は?
1日に何分歩いたら良いのでしょうか?

 

 

 

というわけで次回は
原因(2)【ホメオスタシス(生体恒常性)の働き】
の対応方法について解説していこうと思います☝️

執筆者プロフィール

岩田 潤一郎
岩田 潤一郎先生
北海道出身 函館ラ・サール高校 中京大学体育学部
株式会社uniteボディメイク 代表
航空自衛隊出身のボディメイクコンサルタント。
ダイエット・ボディメイク専門「パーソナルトレーニングスタジオunite」の代表。
毎週日曜日YouTubeにてボディメイク情報発信中!

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