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噛めば痩せる!咀嚼ダイエット三つの効果③~体脂肪を燃焼させる

噛めば痩せる!咀嚼ダイエット三つの効果③~体脂肪を燃焼させる

【美容&健康コラム】 2021.12.5 Vol,45
管理栄養士 岩田 潤一郎先生

 

これまで2回に渡り
咀嚼(噛むこと)には【強力なダイエット効果】が
あるとお伝えしてきました。

①食欲を抑える
②内臓脂肪を分解する
※前回の投稿はこちら

ラストの今回は、その③
【褐色脂肪細胞を活性化し体脂肪を燃焼させる】という内容ついて
解説していこうと思います。

 

 

 

皆様は”褐色脂肪細胞”をご存じでしょうか?

「脂肪細胞なのに脂肪燃焼するの?貯め込むんじゃないの?」
と思われた方も多いのでは(^^)

それは”白色脂肪細胞”の方です☝️

実は脂肪細胞には2種類があり
①過剰な脂質や糖質を体脂肪として貯めこむ【白色脂肪細胞】と
②逆に体脂肪を燃焼させる【褐色脂肪細胞】とに分けられます。

白色脂肪細胞は球体に膨らみ
白っぽいイクラのような見た目で全身に広く分布しています。

一方褐色脂肪細胞は球体ではなく
色は褐色で成人では胸・脇・肩甲骨回りに存在しています。

元々赤ちゃんの頃は
脂肪を燃焼させて体温維持しなくてはならないため全身に分布していますが、

成長と共に筋量が増えるとその必要性が減るので
細胞の数や場所も限定されてきます。

赤ちゃんに触れると暖かいですよね(^^♪
それは褐色脂肪細胞を活性化させて体脂肪を燃焼させているからです。

体温を維持できるくらい強力な発熱器官である褐色脂肪細胞ですが
数は減りますが成人でも強い燃焼力があります。

ではどうすれば褐色脂肪細胞を活性化できるのでしょうか?

 

 

 

もうお分かりですね。

これまで2回説明してきたあの神経伝達物質…

【神経ヒスタミン】です!!

なんと神経ヒスタミンは
①満腹中枢を刺激し
②内臓脂肪を分解するだけでなく
③褐色脂肪細胞を活性化し体脂肪の燃焼までしてくれる
ダイエットの強い味方なのです🌟

 

 

 

では神経ヒスタミンを分泌するために行うこととは?

【噛むこと】ですね(^^)

 

 

 

《まとめ》
・褐色脂肪細胞が活性化すると体脂肪を燃焼する
・活性化させるには神経ヒスタミンが効果的
・神経ヒスタミンを分泌させるには【しっかり噛む】と良い

 

《ご報告》

大変ありがたいことに
この【美容・健康コラム】は一周年を迎えることができました!

これもひとえに
🌟いつもご覧いただいている皆様
🌟コラムをご依頼してくださるエム・アイ化粧品様
🌟交代でコラムを書いている川戸清弥先生
🌟そして応援してくださる全ての皆様のおかげでございます。

次の一年も
皆様の美容と健康に役立つ情報を
分かりやすくお伝えできるよう気合を入れて書きますので

今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

執筆者プロフィール

岩田 潤一郎
岩田 潤一郎先生
北海道出身 函館ラ・サール高校 中京大学体育学部
株式会社uniteボディメイク 代表
航空自衛隊出身のボディメイクコンサルタント。
ダイエット・ボディメイク専門「パーソナルトレーニングスタジオunite」の代表。
毎週日曜日YouTubeにてボディメイク情報発信中!

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