【美容&健康コラム】 2022.12.5 Vol,93
管理栄養士 岩田 潤一郎先生
前回は
栄養素3つの役割を担っている
「六大栄養素」について解説しましたが、
今回は
その【六大栄養素が多く含まれている食品】について
お話していこうと思います。
※前回のコラムはこちら
前回お話ししたように
【六大栄養素】には以下の6種類があります。
①糖質
②脂質
③たんぱく質
④ビタミン
⑤ミネラル
⑥食物繊維
以下にそれぞれの特徴と
多く含まれる食品(補給源)について書いていきます(^^)
①糖質
すぐに使われる即効型のエネルギー源。
肝・筋グリコーゲンや血糖になり、余ると体脂肪として貯蔵。
<給源>ご飯、パン、麺、芋、かぼちゃ、豆(大豆以外)など
②脂質
ゆっくり長く使われる貯蔵型エネルギー源。
皮下、腹腔内、内臓に体脂肪として貯蔵。
<給源>油脂、ナッツ、肉脂、バター、マヨネーズ、アボカドなど
③たんぱく質
筋肉や骨、皮膚、爪など身体の材料。
血糖値が下がりエネルギーが不足すると筋肉を分解して血糖に変わる。
<給源>肉、魚介、卵、大豆(製品)、プロテイン
④ビタミン
主に三大栄養素の働き(代謝)をサポート。
必要量は微量だが体内でほとんど作れないため食事からの摂取必須。
<給源>緑黄色野菜、きのこ、果物、レバー、魚介類など
⑤ミネラル
ビタミン同様に微量で体の機能を維持・調節。
体の構成成分(骨など)にもなっている点がビタミンと異なる。
<給源>乳製品、海藻、ナッツ類、貝類、小魚など
⑥食物繊維
炭水化物のうち消化できないもの(エネルギー源にならない)。
便通改善、血糖値上昇抑制、脂質を吸着し排泄。
<給源>野菜、海藻、きのこ、こんにゃくなど
以上六大栄養素が含まれる食品をバランスよく食べることによって
健康が維持・増進されていくのです☝️
さあそれでは
これらの食品をどのように食べれば【バランスの良い食事】になるのか?
今シリーズの核心部分に迫っていきます!
というわけで次回は
『バランスの良い食事⑤~健康のための食品分類法』
というテーマでお話していきますね(^^♪
【プロフィール】Facebookより
岩田 潤一郎(いわた じゅんいちろう)
https://unite-diet.com/trainer.html
北海道出身 函館ラ・サール高校 中京大学体育学部
株式会社uniteボディメイク 代表
航空自衛隊出身のボディメイクコンサルタント。
ダイエット・ボディメイク専門「パーソナルトレーニングスタジオunite」の代表。
毎週日曜日YouTubeにてボディメイク情報発信中!