【美容&健康コラム】 2022.11.20 Vol,91
管理栄養士 岩田 潤一郎先生
前回は
「栄養素3つの役割」というテーマで
働きを車に例えて説明しましたが、
今回は
その3つの役割を担っている【六大栄養素】について
お話をしていこうと思います。
※前回のコラムはこちら
前回お話ししたように栄養素には
・エネルギー源
・体づくり
・コンディション調整
という3つの役割があります。
この3つの役割を担っているのが
①糖質
②脂質
③たんぱく質
④ビタミン
⑤ミネラル
⑥食物繊維
という【6種類の栄養素】なのです☝️
ただ、この6種類それぞれが
3つの役割全てをカバーしているわけではありません。
それぞれ得意な分野があるんですね(^^)
■エネルギー源になる栄養素
①糖質 ②脂質 ③たんぱく質の3つです。
糖質は、すぐ使われる即効型のエネルギー源。
脂質は、ゆっくり長く使われる貯蔵型。
たんぱく質は、エネルギー不足の時に筋肉を分解して使われる非常型。
エネルギーは最も大切なので
この3つを【三大栄養素】と言います。
■体づくりの栄養素
③たんぱく質 ⑤ミネラルの2つです。
たんぱく質は、筋肉や骨、皮膚や髪など体の各所に使われます。
ミネラル、特にカルシウムは骨の主成分として活躍します。
強くて格好良い身体には必須ですね(^^♪
■コンディション調整してくれる栄養素
③たんぱく質 ④ビタミン ⑤ミネラル ⑥食物繊維の4つです。
代謝を助けたり、免疫を高めて体を守ったり、便通を改善したりして
健康な身体を維持します。
少量でも大きな役割を示す④⑤は【微量栄養素】と呼ばれ
三大栄養素と合わせて【五大栄養素】と呼ばれます。
そして近年、生活習慣病改善だけでなく
ダイエットにも効果的な栄養素として注目される
⑥食物繊維を加えた【六大栄養素】がそれぞれ助け合って・・・
三つの役割を担っているのです!
≪まとめ≫
☑️栄養素3つの役割は6種類の栄養素が担っている
☑️6種類=糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維
☑️この6種類を【六大栄養素】と呼んでいる
というわけで次回は
『バランスの良い食事④~六大栄養素の補給源』
というテーマでお話ししようと思います(^^♪
【プロフィール】Facebookより
岩田 潤一郎(いわた じゅんいちろう)
https://unite-diet.com/trainer.html
北海道出身 函館ラ・サール高校 中京大学体育学部
株式会社uniteボディメイク 代表
航空自衛隊出身のボディメイクコンサルタント。
ダイエット・ボディメイク専門「パーソナルトレーニングスタジオunite」の代表。
毎週日曜日YouTubeにてボディメイク情報発信中!