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噛めば痩せる!咀嚼ダイエット三つの効果②~内臓脂肪を分解する

噛めば痩せる!咀嚼ダイエット三つの効果②~内臓脂肪を分解する

【美容&健康コラム】 2021.11.20 Vol,43
管理栄養士 岩田 潤一郎先生

 

咀嚼(噛むこと)には
①食欲を抑え
②内臓脂肪を分解し
③体外に燃焼までするという
【強力なダイエット効果】がありますが、

今回は、その②
【内臓脂肪を分解する】というテーマついて
解説していきます。

 

 

 

咀嚼をすると
脳の視床下部から”神経ヒスタミン”という
神経伝達物質が放出されると前回お話ししましたが、

実はこの神経ヒスタミン
中枢神経(脳・脊髄)だけでなく
末梢神経にも作用することが分かっています。
※前回の投稿はこちら

神経には
①全身に網の目のように張り巡らされている末梢神経と
②そこから集められた情報を処理する中枢神経とがあります。

①の末梢神経は
自律神経と体性神経に分けられますが
神経ヒスタミンが作用するのは”自律神経”の方です。

自律神経は
興奮・緊張時に優位になる交感神経と
睡眠・安静時に優位になる副交感神経からなりますが、
神経ヒスタミンが作用するのは”交感神経”の方です。

交感神経が優位になると
体は異化代謝(分解や消費の代謝)が亢進するため
体脂肪が分解される・・・という流れになります。

 

《咀嚼からの流れ》

噛むことによって

脳にある神経伝達物質
【神経ヒスタミン】が放出され

交感神経が優位となり

体脂肪が分解され血中に溶け出す

このようなメカニズムなっています☝️

 

 

しかも神経ヒスタミンは
内臓脂肪を特異的に分解するので、

☑️お腹周りが気になる方や
☑️内臓脂肪を減らすよう医師から指示がある方にとって
強い味方になるかと思います。

 

 

咀嚼ダイエット最後になる次回は
『噛めば痩せる!咀嚼ダイエット三つの効果③~褐色脂肪細胞を活性化する』
というテーマでお送りいたします。

咀嚼ダイエット三つの効果は
こちらの動画でまとめて見ることができます💁‍

YouTube【咀嚼ダイエット三つの効果】
https://youtu.be/BDUq3gx_egE

執筆者プロフィール

岩田 潤一郎
岩田 潤一郎先生
北海道出身 函館ラ・サール高校 中京大学体育学部
株式会社uniteボディメイク 代表
航空自衛隊出身のボディメイクコンサルタント。
ダイエット・ボディメイク専門「パーソナルトレーニングスタジオunite」の代表。
毎週日曜日YouTubeにてボディメイク情報発信中!

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