
Columnコラム
肌のうるおい物語


春の光がいっそう明るさを増し、日中は心地よい暖かさを感じる頃となりましたが、このころから紫外線量は急に増え始め空気は乾燥し寒暖差などの影響も重なり、肌がゆらぎやすくなる時期でもあります。「どれだけ保湿しても乾く」「肌がつっぱる」「粉をふきやすい」「肌に痒みを感じる」…そんな悩みが増える季節だということも覚えておきましょう。
今回の美容コラムは、スキンケアの基本とも言える「保湿ケア」を毎日頑張っているのにもかかわらず、肌への効果が得られないと悩まれている方はぜひご一読下さい。

肌の水分量は、見た目年齢や若々しさを保つためには重要です。
普段から乾燥対策しているのに肌がカサカサすると感じる方、これは単に化粧品選びや保湿ケアが足りないだけではなく、肌の中で水分を運ぶ“仕組み”そのものが弱っているのかもしれません。
その鍵を握るのが、表皮に存在する「アクアポリン3」という筒状のタンパク質です。アクアポリン3は、肌の細胞同士をつなぐ“水の通り道”のような存在で血管のない表皮では、水分やうるおい成分が細胞の間を移動することが条件で肌はしっとり保たれています。アクアポリン3はその移動を助ける“水路”として働き、肌の柔らかさ、ふっくら感、みずみずしさ、バリア機能を支えています。ところが、このアクアポリン3は加齢とともに減少し始め水路も細くなってしまいます。そうなるとどれだけ外から保湿しても肌の中で水は巡りにくくなり、乾燥やかゆみ、ゴワつきなどが起こりやすくなるのです。

そこで注目されているのが、「復活の木(ミロタムヌス)」由来の成分です。
そのエキスに含まれる「グリセリルグルコシド」には、アクアポリン3の働きをサポートし、角質の水分量を増やす事が研究でわかってきました。
つまり、肌の中で水が巡る力そのものを底上げするアプローチが期待できるのです。
「復活の木(ミロタムヌス)」の作用は [アクアポリン3が増える]→[水の通り道が増える]→[肌のすみずみまで水が届く]→[肌が潤う]→[バリア機能のUP]…
この様な順序で働くのです。イメージできますか?肌の潤いを満たす「復活の木(ミロタムヌス)」にはそれ以外にも多くの作用が確認されています。
【復活の木(ミロタムヌス フラベリフォリア)の主な肌作用】
◆アクアポリン3産生作用
水の巡りを良くする事で 乾燥しやすい年齢肌のうるおい保持に役立つ。
◆角層の水分量を急速に高め、しっとり感を長時間キープする保湿作用
つっぱり感や粉ふきを防ぐ
◆乾燥ストレスから肌を守る保護作用
くすみ・ごわつきの原因となる乾燥ダメージを軽減。
◆肌コンディションをサポートする抗酸化作用
紫外線や酸化ストレスから肌を守る
◆肌のバリア機能をサポートするバリア機能改善作用
外的刺激から肌を守る

アフリカ南部の乾いた大地では、雨のない季節が続くと草木は次々と枯れ、色を失っていきます。そんな環境下で葉を丸め、茶色く乾ききった姿でじっと耐える植物があります。
それが “復活の木(ミロタムヌス)” です。水が一滴もない過酷な環境でも、この植物は自らの細胞を守るために、糖やポリフェノールを蓄え、体をしっかりと守りながら耐え忍んでいるのです。そして、雨季が訪れ、大地を濡らすと…乾ききっていた枝葉が、わずか数時間で鮮やかな緑へと蘇ります。まるで命が息を吹き返す瞬間を目の前で見るような、圧倒的な生命力こそ。
この“復活の木”の由縁なのです。そして細胞の水分バランスを守り、ダメージからの保護成分が「グリセリルグルコシド」です。植物が極限の乾燥に耐えるために生み出した知恵ともいえる成分です。

化粧品には必ずと言っていいほど保湿剤が配合されています。それだけ保湿は肌を健やかに保つための基本なのです。
現在日本の保湿原料は数百種類以上とも言われていますが、大きくは「水を引き寄せる」「水を挟みこむ」「水にフタをする」という3つの働きに分類できます。
「復活の木(ミロタムヌス)」のように肌の内側からうるおいが巡る感覚を取り戻す。そんな新しい保湿習慣を取り入れてみるのも良いかもしれません。潤いを忘れたあなたの肌に、もう一度息を吹き返す力をくれるのが…復活の木(ミロタムヌス)の魅力です。
執筆者プロフィール

- 顧問
- ドイツ留学にて、皮膚理論や毛髪理論、エステティックの技術などを学び美容外科・皮膚科で美容カウンセラーを経験。現在は多くの企業やエステサロンと契約して化粧品プロデューサー、ビューティーアドバイザーとして海外でも活躍中。
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