【美容&健康コラム】 2024.01.05 Vol,145
管理栄養士 岩田 潤一郎先生
エムアイメンバーの皆様
あけましておめでとうございます!
2024年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて今年も明けて5日経ちますが
年末年始は楽しく過ごせましたでしょうか?
岩田家では毎年恒例の
”イタリアン風おせち”を取り寄せ楽しく過ごしました。
近年は様々なおせち料理があり
お正月の食事内容もスタイルも変化してきましたよね。
そこで1月のコラムは
お節料理の歴史や含まれる栄養素
健康的に食べるポイントなどをまとめてみようと思います☝
◇お節料理の歴史
①伝来編
おせち料理の歴史は【弥生時代】にまで遡ります。
稲作が日本に伝来したとき
収穫を感謝する風習とともに広まったとされています。
この風習は「節供(せちく)」と呼ばれ
神様に収穫を感謝してお供えをするものでした。
【平安時代】になるとこの風習は宮中行事として行われ
供えられた食事は「御節供(おせちく)」と呼ばれ
”おせち料理”の語源となりました。
②お節料理の確立
【江戸時代】になると幕府は特別な5つの節日(五節句)を祝日とし
御節供は庶民の間にも広がりました。
その中でも
新年を迎える節日であるお正月は特別な日とされ
大みそかにおせち料理を作りお正月に家族で食べるという風習が生まれました。
【明治時代】以降
重箱に料理を詰めて保存する方法が確立し
おせち料理の原型が完成しました。
③おせち料理文化の発展
【第二次世界大戦後】には
百貨店で重箱入りの正月料理の販売が始まり
おせちが日本人にとって馴染み深い慣習として広まりました。
そして【平成時代】以降は
インターネットやスーパー、コンビニ等でも販売されるようになり
和・洋・中様々なスタイルのお節料理を楽しむようになりました!
現代のおせち料理は
江戸時代から受け継がれた伝統的な料理に加え
地域や家庭によってさまざまな工夫を凝らした料理が並びます。
お節料理は日本の食文化の象徴とも言える
大切な行事食なのです🌟
◇お節料理の食材
お節料理の食材にはそれぞれ
五穀豊穣や健康長寿、子孫繁栄などの意味が込められています。
代表的なものとしては
黒豆、数の子、栗きんとん、紅白かまぼこ、伊達巻、昆布巻き、鯛、紅白なます
などがあります。
というわけで次回は
『おせち料理を楽しもう②~おせちの栄養素と健康的に食べるポイント』
というテーマで、
おせち食材に含まれる栄養素と
健康やダイエットに効果的な食べ方をお伝えしようと思います!
【プロフィール】Facebookより
岩田 潤一郎(いわた じゅんいちろう)
https://unite-diet.com/trainer.html
北海道出身 函館ラ・サール高校 中京大学体育学部
株式会社uniteボディメイク 代表
航空自衛隊出身のボディメイクコンサルタント。
ダイエット・ボディメイク専門「パーソナルトレーニングスタジオunite」の代表。
毎週日曜日YouTubeにてボディメイク情報発信中!