【美容&健康コラム】 2022.7.20 Vol,75
管理栄養士 岩田 潤一郎先生
前回は
ダイエット中に停滞期を引き起こす原因のうち
(1)エネルギー不足で基礎代謝が下がっている
ことについてお話しましたが、
今回は二つ目
(2)ホメオスタシス(生体恒常性)の働き
について解説していこうと思います。
※前回の投稿はこちら
(2)ホメオスタシス(生体恒常性)の働き
ホメオスタシスとは
「外部環境や内部の変化にかかわらず、身体の状態を一定に保つ調整機能」
のことを言います。
具体的には
自律神経や、ホルモン分泌、免疫などを一定に調整することです。
身体はとてもデリケートにできているので
健康維持のためにそれらが決められた範囲を超えないよう
24時間365日、常にコントロールしています。
例)
・暑くても寒くても体温を約36℃に保つ
・空腹時でも食後でも血糖値は70~140mg/dLの間
・風邪をひいても翌朝には治っている など
ということは
長年維持してきた体重を、減らす場合でも増やす場合でも
ホメオスタシスの働きで元の状態に戻ろうとしてしまうのです。
特に減らす(ダイエットの)場合は
☑️重要なエネルギー源である糖質・脂質
☑️筋肉や骨だけでなくホルモンや免疫物質の材料にもなるたんぱく質
☑️調整機能の要、ビタミンミネラル
などが不足してしまうので、
できる限り抵抗してくるのが目に見えますよね。
これが停滞期を引き起こす
二つ目の原因と考えられます☝️
というわけで次回は
停滞期3つの原因のラスト
(3)分解が遅い大きな脂肪細胞が残っている
について詳しく説明していきます!
【プロフィール】Facebookより
岩田 潤一郎(いわた じゅんいちろう)
https://unite-diet.com/trainer.html
北海道出身 函館ラ・サール高校 中京大学体育学部
株式会社uniteボディメイク 代表
航空自衛隊出身のボディメイクコンサルタント。
ダイエット・ボディメイク専門「パーソナルトレーニングスタジオunite」の代表。
毎週日曜日YouTubeにてボディメイク情報発信中!