【美容&健康コラム】 2022.6.25Vol,72
MI美容顧問:川戸清弥
梅雨に入り湿度が60%以上の日も多くなってきました。「育菌ケア」の準備は整いましたか?マスク生活でスキンケアに時間も費用も掛けなくなった貴女、この梅雨時期に肌力を「育菌ケア」で復活させておきましょう。そのままにしておくと肌老化が加速してしまいますよ。今回の美容コラムでは、育菌ケアに必要な化粧品3アイテムの働きについてお話ししたいと思います。
肌力アップに常在菌が働いている事は、以前から幾度かお話してきました。腸内環境を整えるのと同じで「育菌ケア」は肌環境の改善期間だと思って下さい。育菌ケアの間は上記化粧品3アイテムをしっかり使い肌の常在細菌が活躍できる環境を整えましょう。
この季節になると「育菌ケア」について毎年同じ質問が寄せられます。「育菌ケアは30日間でもよいですか?」とか「通常使用の化粧品で行えますか?」答えはどちらもNOです。期間は60日をお勧めしています。何故なら肌のターンオーバーに必要な時間を考慮しているからです。20歳までの女性なら30日間で良いですが、表皮のターンオーバーが28日間と思っている方に忠告しておくとすれば、年齢とともに表皮の新陳代謝には時間がかかる様になり、28日間では無理と言う事です。そして2つ目の質問ですが、上記3アイテムをお勧めするには理由があります。
アイテム1(化粧水)皮厚や部位により厚みの不揃いな古くなった表皮を、ソフトピーリング作用で除去し抗糖化作用により肌のクスミや黄ばみを改善します。
アイテム2(ゲル)抗菌作用により毛穴や皮溝に棲みついた悪玉菌(黄色ブドウ球菌)を除去し常在菌バランスを整え、毛穴を引き締めてくれます。
アイテム3(美容液)上皮成長因子等の働きでターンオーバーを促進し、瑞々しく整ったキメと滑らかな肌を再生することでお肌を若返らせると共にバリア機能をアップしてくれます。
以上の3アイテムの相乗効果により、60日の間に古くなった表皮の入れ替えを行い、善玉菌(表皮ブドウ球菌)が活躍しやすい肌環境へとリセットし肌本来の力を取り戻していきます。
「育菌ケア」体験者の方々はシンプルな化粧品使いで肌がこんなに変わると思っていませんでした。と皆さんおっしゃいます。特に肌活力の衰えや皮脂・水分バランス能力の低下を感じる方は、是非今年の梅雨は「育菌ケア」にトライして欲しいと思います。60日後には肌力がアップし肌の変化に感動される事でしょう。最後に昨年の「育菌ケア体験者の声」を簡単ではありますがご紹介させていただきます。
※注意:60日間以上の「育菌ケア」は湿度と肌状態をチェックし行う様にしましょう。