【美容&健康コラム】 2023.11.10 Vol,138
MI美容顧問:川戸清弥
いよいよ乾燥が気になる季節の到来です。
既に顔や手等乾燥でカサカサ・シワシワが気になっていらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今月の美容コラムでは2回に分けて「シワ」についてお話ししたいと思います。
シワは、肌に凹凸を作り影が出来できる事で、老けた印象を与えてしまいます。
特に目の回りの様に肌が薄い部分だと、比較的若い頃から細かなシワが現れたりもします。
シワは顔の輪郭や肌状態、表情筋の動きにより現れる部位や深さや数のも違いがあります。
このシワが顔の左右対称でない場合には、老け顔だけでなく表情にも影響を与え、第一印象さえも悪く見えてしまいがちです。
シワに悩む方々は是非今月のコラムで「シワ」について知っていだだき、出来てしまったシワ改善に役立つケアを実践して頂きたいと思います。
先ずは、「シワの種類」と「シワが出来る原因」について確認して行きましょう。
【シワの種類】
1, 乾燥ジワ(チリメンジワ)・・・表皮性の浅いシワ
2, 真皮シワ・・・タルミが生じ目立った深いシワ
3, 表情ジワ・・・表情の癖によって元に戻らなくなった深いシワ
【シワの出来る原因】
- 乾 燥・・・肌に蓄えて置ける水分量の低下
◎湿度が低い環境では、角質層から徐々に水分が奪われキメが乱れ細かなシワが目立ち始めます。
特に洗顔後は皮脂が洗い流されていますからそのままの状態にして置くのは要注意です。
- 紫 外 線・・・今までに浴びて来た紫外線量の蓄積
◎紫外線を浴びる事により肌の弾力の素となるコラーゲンやエラスチンを作る線維芽細胞にダメージを及ぼし再生力が低下しコラーゲンやエラスチンの減少から肌の弾力が無くなりシワへと移行していきます。
- 加 齢・・・弾力成分の再生力の低下
◎コラーゲンやエラスチン・ヒアルロン酸を作る線維芽細胞自体の数が年齢とともに減少し弾力を維持できなくなることで、肌がタルミ寄れることで深いシワへと移行します。
50歳を過ぎると20歳の時の約半分に減ってしまうデータもあります。
*線維芽細胞の減少には個人差があります。
以上がシワの出来る大きな原因だと言われています。
さあ、鏡に映るご自分のシワを確認してみましょう。
ご自分の顔にどんなシワが目立ちますか?
きっと出来てしまったシワの数・種類・出来ている場所等、人によって違いがある事でしょう。
シワが気になる方の肌は、張りが無くなり、顔の輪郭がぼやけていませんか?
たった数ミリ肌のハリ感が変わる事で、お顔の印象は大きく変わります。
その証拠に、下を向いた時の顔と上を向いた時の顔を手鏡でチェックしてみましょう。
きっと上を向いた時の顔の方がお顔の印象が良い事でしょう。
この二つの顔の印象が大きい程、真皮層にダメージが大きくタルミやシワが生じています。
次回の美容コラムでは、誰でも簡単に出来るシワ改善方法をご提案したいと思いますので、お楽しみに。