【美容&健康コラム】 2021.11.25 Vol,44
MI美容顧問:川戸清弥
この2年余り新型コロナ感染予防の為マスク生活が続いています。マスクも色々な種類の物が発売されており、ご購入の際にはあれこれと迷ってしまいますね。勿論感染予防できる事が第一条件ではありますが…耳が痛くならない物・立体構造になっている物、ワイヤー付きとか肌に優しい素材とか色々こだわりはあると思います。今日はこのマスク着用が続くことで起こる「マスクたるみ」についてお話ししたいと思います。
マスクの着用で、熱中症や偏頭痛の人が増えているように、急に老け顔になったと気にされている人も多いようです。マスクの影響は思った以上にあらゆる面に現れてきています。この約2年間人と会う機会が減り会話の時間も少なくなり、顔半分をマスクで覆っている事で表情筋を使う回数が減り、肌はたるみ、活力をなくし老け顔に、これが「マスクたるみ」です。何時もマスクの中は40度以上のサウナ状態で角質もダメージを受けやすく肌荒れやニキビに悩む方も増えました。それにマスクの耳掛けで耳周りの側頭筋には常に負荷がかかり、顎の筋肉や胸鎖乳突筋にまで緊張が続き、顔への血行が悪くなる事で色々な肌トラブルを抱える方が急増しています。
そこに来てメイクもスキンケアも手抜きになった人が増えているようですから、肌は栄養不足になり活性される事なく老化が加速するわけです。コロナ前に比べて皆さんはどうですか?うなずいていらっしゃる方も多いのではありませんか?ご自分の化粧品を使う量やスキンケアにかける時間を思い出してみて下さい。まずは、ご自分の肌がどれくらい変化したのか下記のセルフチェックを行ってみましょう。
【肌のセルフチェック】*マスクを外した時の顔をチェックしてみましょう。
1.急に乾燥する箇所が増えた(乾燥肌がひどくなったように思う)
2.法令線が目立ち始めた(法令線の深さや長さが伸びたように思う)
3.目袋のタルミが気になり始めた(以前より目立つ様になった)
4.小鼻以外に毛穴が目立つようになった
5.フェイスラインがぼやけて見える(顎裏のたるみが目立つようになった)
6.唇がいつも乾燥し縦ジワが目立ち始めた(唇の血色が悪い)
7.口角が垂れ「口がヘの字」になっている
8.目の回りにチリメンジワが目立ち始めた
9.顔全体のトーンが暗くなったように感じる
10.肌全体にハリが無くなったように感じる
上記10項目の内3つ以上当てはまる項目があれば、「マスクたるみ」は既に始まっているかもしれませんよ。早々に肌に活力を与えたる為のスキンケアを始めましょう。
肌の衰えだけでなく偏頭痛等のお悩みのある方は頭皮や耳周りのマッサージもお勧めです。是非お試しください。
筋肉は使わなければ直ぐに衰えますが、年齢関係なく動かすことで直ぐに回復します。「マスクたるみ」で老け顔が気になり始めた方も、今日からお顔の表情筋マッサージや頭皮マッサージを始め筋肉や毛細血管を刺激し活力のある若々しい肌を取り戻しましょう。