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高齢者に対してのプロテイン活用①~タンパク質の重要性

高齢者に対してのプロテイン活用①~タンパク質の重要性

【美容&健康コラム】 2024.03.20 Vol,155
管理栄養士 岩田 潤一郎先生

 

寒さも和らいできた3月下旬🌸

公園の木々も梅から桜へと色を変え
春の到来を感じる季節となりました。

そうなると外で散歩する機会も増えますが
冬の間歩き慣れていない高齢者の方は
少し不安に感じるのではないでしょうか?

「冬の間歩いてないから、筋肉が落ちて転倒してしまうかも…。」

そんな不安を解消するために
メンバーの皆様にはとっておきの商品がありますよね(^^♪

そう【デイリープロテイン】です☝

 

 

今回から数回に渡って
・高齢者に対してなぜプロテインが効果的なのか?
・私達が飲んでいるデイリープロテインのおすすめポイント
等について、

デイリープロテインをこよなく愛する私岩田が
紐解いていこうと思います💕

というわけで第1回目は
【タンパク質の重要性】について見ていきましょう。

■タンパク質の働き


まずプロテインとは「タンパク質の供給源」のことです。
そもそも英語の「protein」とは日本語でタンパク質を表しています。

そのタンパク質は
私たちの体にとって非常に重要な栄養素です。

・筋肉、骨、皮膚、髪、血液など、体の組織を作る
・酵素やホルモンの材料となる
・免疫力を維持する
・エネルギー源となる など、

体の材料として以外にも
様々な役割を果たしています。

 

■高齢者にとってのタンパク質の重要性


加齢とともに筋肉量や筋力は減少します。
これはサルコペニアと呼ばれ転倒や骨折のリスクを高め
日常生活の自立を妨げる要因となります。

さらにサルコペニアは
フレイル(虚弱)にもつながり健康寿命を縮めるリスクがあります。

タンパク質の摂取不足は
サルコペニアやフレイルを加速させる原因となります。

 

■タンパク質の推奨量 


高齢者は食欲や消化機能の低下等により
食事から十分なタンパク質を摂取することが難しくなります。

また、一人暮らしの場合自炊をすることが難しくなったり
おにぎりやサンドイッチのみといった軽食で済ませる日もあるのではないでしょうか?

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では
65歳以上の男性は1日あたり65g、女性は50gのタンパク質の摂取が推奨されています。

しかし多くの高齢者は
この”推奨量を満たせていない”のが現状なのです。

そこで活用したいのが【プロテイン】になります!

 

今回のお話は以上になります。

次回は
「高齢者に対してのプロテインの必要性と活用法」を
フレイルやサルコペニアに絡めて解説していこうと思います(^^)

執筆者プロフィール

岩田 潤一郎
岩田 潤一郎先生
北海道出身 函館ラ・サール高校 中京大学体育学部
株式会社uniteボディメイク 代表
航空自衛隊出身のボディメイクコンサルタント。
ダイエット・ボディメイク専門「パーソナルトレーニングスタジオunite」の代表。
毎週日曜日YouTubeにてボディメイク情報発信中!

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