【美容&健康コラム】 2024.10.5 Vol,181
管理栄養士 岩田 潤一郎先生
今年の夏は暑くて長かったですが
9月下旬から少しずつ気温が下がってきましたね。
北海道出身の岩田は
クーラー無しでは眠れませんでしたが
10月からは扇風機も使わなくなりました。
ただ、ここで注意していただきたいのが
【季節の変わり目の体調不良】です。
季節の変わり目は体調を崩しやすいですが
特に暑い夏から寒い冬に移行するこの時期は
「風邪(かぜ)」や「腰痛」になる方が多く見られます。
というわけで今回から2回に分けて
秋に元気に過ごすためのアドバイスを
していこうと思います🌟
初回は【風邪対策】について
お話ししていきますね(^^♪
■そもそも風邪ってなに?
風邪とは上気道(鼻やのど)の急性炎症の総称で
正式には「風邪症候群」と呼ばれます。
ウイルスや細菌などの微生物が
鼻やのどの粘膜に感染して炎症を起こすことで
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳、発熱
などの症状が現れます。
原因微生物の約90% はウイルスが占めており
残りの約10%は細菌、マイコプラズマ、クラミジアなど
ウイルス以外による感染です。
風邪ウイルスの数は200種類以上といわれており
どのウイルスが原因で起こったのかを特定することは困難です。
また、同じウイルスでもいくつもの型があり
それが年々変異します。
ですので
一度感染したウイルスの免疫ができても次々に別のウイルスに感染するため
繰り返し風邪をひいてしまうのです💦
■なぜ秋に風邪をひきやすいのか
さまざまな要因がありますが
以下が大きく影響すると考えられます。
・気温の変化:
急激に気温が下がると、免疫力が低下しやすくなります。
また寒暖差が大きいと、血液循環が抑制され抵抗力が落ちやすくなります。
・湿度の変化:
空気が乾燥すると、のどや鼻の粘膜が乾燥しウイルスが侵入しやすくなります。
・人との接触機会が増加:
秋は行楽シーズンであり、人との接触が増えることでウイルス感染のリスクが高まります。
このような理由から
秋は風邪をひきやすいと考えられています。
■風邪予防の生活習慣6つ
①手洗い:
こまめな手洗いは、ウイルス感染を防ぐ非常に効果的な方法です。
指の間、手の甲、手首まで洗えると◎。
②うがい:
のどを清潔に保ち、ウイルス感染を防ぎます。
鼻うがいもできると◎。
③マスク:
人が多い場所ではマスクを着用することで
お互いのウイルス感染を抑制できます。
④バランスの取れた食事:
免疫力を高めるために、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。
特に毎食たんぱく質を食べましょう。
足りない分はプロテインで🌟
⑤十分な睡眠:
睡眠不足は免疫力を低下させるため7~8時間とりましょう。
⑥適度な運動:
免疫力を高めるために、適度な運動を心がけましょう。
毎日15~30分のウォーキングと軽い筋トレが◎。
普段皆様が行っていることかと思いますが
完璧にできている方は少ないかと思います。
もう一度確認して
できるだけ全てカバーしてみましょう☝
さて次回は
秋に多い不調のもう一つの代表格
「腰痛」について書いてみたいと思います!
【プロフィール】Facebookより
岩田 潤一郎(いわた じゅんいちろう)
https://unite-diet.com/trainer.html
北海道出身 函館ラ・サール高校 中京大学体育学部
株式会社uniteボディメイク 代表
航空自衛隊出身のボディメイクコンサルタント。
ダイエット・ボディメイク専門「パーソナルトレーニングスタジオunite」の代表。
毎週日曜日YouTubeにてボディメイク情報発信中!