【美容&健康コラム】 2021.6.20 Vol,23
管理栄養士 岩田 潤一郎先生
前回は
・筋肉作りにはたんぱく質と共に炭水化物も必要
・炭水化物には糖質と食物繊維がある
というお話をしましたが、
今回は
「糖質の種類や食物繊維の摂取方法等」についてお話しいたします。
※前回の投稿はこちら
糖質を多く含む食品といえば
①ごはん、パン、麺類などの【穀物】と🍚
②りんご、みかん、バナナなどの【果物】があります🍎
穀物は主食として体のメインエネルギーとなり、
果物は色や香りで食卓を豊かにしてくれます。
ただし
筋肉作りに重要なのは【穀物】の方です。
穀物にはデンプンが多く含まれますが
デンプンを構成するグルコース(ブドウ糖)という糖質が、
筋肉作りをサポートする「インスリン」の分泌を促すからです。
※前回参照
一方果物に多く含まれるフルクトース(果糖)は
インスリンの分泌を促さないため筋肉作りには効果的ではありません。
気になる量ですが
サルコペニア予防のためにはお腹一杯食べる必要はなく
一食当たりごはんなら100g、パンなら1枚、麺(ゆで)なら2/3玉程度で十分です。
次に食物繊維ですが、
筋肉作りのためには「最後に食べる」のが基本になります。
えっ!野菜は最初に食べるんじゃないの?!
と思われた方は
ぜひ次回の配信を楽しみにお待ちください(^^)
≪まとめ≫
・糖質を多く含む食品には、穀物と果物の二つがある。
・穀物のデンプンには「インスリン」の分泌を促す働きがある。
・筋肉作りには、適量の主食を毎食摂るのが効果的。
【プロフィール】Facebookより
岩田 潤一郎(いわた じゅんいちろう)
https://unite-diet.com/trainer.html
北海道出身 函館ラ・サール高校 中京大学体育学部
株式会社uniteボディメイク 代表
航空自衛隊出身のボディメイクコンサルタント。
ダイエット・ボディメイク専門「パーソナルトレーニングスタジオunite」の代表。
毎週日曜日YouTubeにてボディメイク情報発信中!