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ボリュームアップで若見え!ふんわりヘアのコツ

ボリュームアップで若見え!ふんわりヘアのコツ

2025.10.15 Vol,234
毛髪診断士:村上綾子

 

こんにちは、毛髪診断士の村上綾子です。

涼しさが深まってくる10月、ファッションもメイクも少しずつ秋仕様へとシフトしていく時季ですね。
そんな中、最近「髪がぺたんとするようになった」「分け目が目立つ」「トップのボリュームが気になる」——そんなお悩みの声を、特に40代以降の女性から多く耳にするようになりました。

 

髪のボリュームは、見た目の印象に直結する大切な要素。トップにふんわり感があるだけで、顔まわりが明るく見え、若々しい印象を与えることができます。反対に、ぺたんとした髪は疲れて見えたり、実年齢よりも上に見られたりすることも。

 

 

では、なぜ髪のボリュームは減ってしまうのでしょうか?

その主な原因は、年齢とともに起こる頭皮や毛根の変化にあります。加齢やホルモンバランスの変化、血流の低下などによって、髪を生み出す源である毛母細胞の働きが弱まってしまうのです。すると、一本一本の髪が細く、やわらかくなり、コシやハリが失われていきます。また、乾燥や紫外線ダメージ、ストレスなども密かに影響を与え、髪の立ち上がりが悪くなり、ぺたんとした印象になりやすくなってしまいます。

 

特に40代以降の女性では、女性ホルモンの減少にともなって髪の密度そのものが減少し、「分け目が目立ってきた」「スタイリングが決まらない」と感じる方が増えてきます。

 

そこで注目したいのが、血流を促進し、毛母細胞を活性化させるスカルプケア。エム・アイ化粧品の薬用育毛剤「イクモスQ」には、有効成分「センブリエキス」が配合されています。センブリエキスは、古くから健胃作用が期待されることで知られる和漢植物由来の成分で、頭皮に使用することで血流を促進し、毛母細胞を元気にする働きが期待されています。

血行が良くなることで、髪をつくる細胞にしっかり栄養が届きやすくなり、細く頼りなかった髪が、少しずつコシとハリを取り戻していく——そんな変化をサポートしてくれます。

 

 

そして、ボリュームアップのためにもうひとつ大切なのが、「ブラッシング」の見直しです。

髪をとかすことは、単なる整髪ではなく、頭皮の血流を促し、皮脂バランスを整えるケアのひとつ。とくに、朝やシャンプー前に根元からとかす習慣をつけることで、毛流れが整い、立ち上がりやすくなります。

おすすめは、静電気が起きにくく、頭皮をやさしく刺激できるブラシを使うこと。力を入れすぎず、ゆっくりと心地よくブラッシングすることで、頭皮にもリラックス効果が期待できます。これが、自然なツヤ感やふんわり感につながる土台となってくれるんです。

 

 

髪はすぐに変わるものではありません。だからこそ、「今日のひと手間」をていねいに続けることが、未来の髪を支える力になります。

わたしは丁寧なブラッシングと、夜のお風呂上がりに「イクモスQ」を取り入れるのが日課です。タオルドライ後の頭皮に数プッシュして、指の腹でやさしくなじませる——センブリエキスの力で血行を促しながら、ゆっくり深呼吸。その時間は、髪だけでなく心までふんわりとほどけていくように感じます。

 

髪のボリュームを整えることは、ただ見た目の問題ではなく、自分自身に自信を取り戻すきっかけにもなります。ぜひこの秋は、頭皮からふんわりとした自分を育ててみてくださいね。

 

次回は、「冬の冷えは髪の敵!温活と血行促進ケア」についてお届けします。
冷え対策をしながら、髪と頭皮の巡りを整える方法をご紹介しますので、お楽しみに!

執筆者プロフィール

村上 綾子
村上 綾子
大手企業にてプロモーション業務に20年以上従事。
退職後、自身の加齢に伴う頭皮・毛髪の変化を実感し「毛髪診断士」の資格を取得。毛髪に関する正しい知識と実体験を活かし、日々の生活に重ねて、毛髪・頭皮について、みなさまにわかりやすく丁寧にお届けすることを心がけています。

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