【美容&健康コラム】
2023.9.25 Vol,132
MI美容顧問:川戸清弥
早速ですが、前回の美容コラムの続きとして、『首のシワ改善方法』をお伝えしたいと思います。
美容外科で治療を受ける選択もありますが、まずは自宅で出来る事から実践してまいりましょう。
滑らかでしなやかな首すじから鎖骨ラインは優美な女性らしさを引き立て、若々しさをアピールできるはずです。
まずは、皆さんにシワを改善していくイメージが付きやすいように、改善方法のポイントを押さえながら順番に3つのポイントを解説したいと思います。
・シワが現れている部位のスキンケアが大切
既に出来てしまったシワですから、これ以上増えない様に深くならない様に、シワ用の化粧品を必ず朝と夜使う様にしましょう。面倒と思う方もあるでしょうが、お顔のホームケアの延長として行うよう習慣づけましょう。美顔器などお持ちの方は、美容外科でも実践されているエレクトロポレーションを用いたケアがお勧めです。2~3日に1回のペースで行う様にしましょう。
・広頚筋のストレッチが大切
「広頚筋」は下顎骨から鎖骨に向かって首前側を広く覆っている薄い筋肉です。まさにシワが出来てしまった皮膚の真下に存在する筋肉です。この広頚筋を鍛える事がとても重要です。
まずは、軽くマッサージを行い、首回りに滞留している余分な水分が流れやすい状態にしておくことがポイントです。
その後で、広頚筋のストレッチをする事で二重顎やフェイスラインのタルミなども解消されシャープな輪郭と首のシワ改善の両方が期待できます。
ストレッチ方法は下記a/bの方法で朝晩2回を目安に行いましょう。回数は無理せず自分のペースで行って下さい。
【広頚筋ストレッチ&筋トレ方法】
a.背筋を伸ばし肩に力が入らない様に口を閉じたまま、ゆっくり頭を後ろに倒します。(背もたれのある椅子に腰かけて行うと良いでしょう)
b.首の前側が伸びた状態で「キー⇒クー⇒キー⇒クー」と口角を左右に広げる様に意識して「キー」、唇を出来るだけとがらせる様に「クー」と繰り返しましょう。
*初めての方は筋肉痛になる事もありますので回数は少なめから始めましょう。
・枕の見直しが大切
枕に関しては、首を支えるタイプや低めの枕、オーダーメイド等々お色々な種類の物が数多く販売されていますが、わざわざ購入しなくても自宅にあるバスタオルを使い、うなじに沿う高さに丸め首を支える様にすることで、首に出来てしまったシワを伸ばすように睡眠時間を過ごすように心掛けて下さい。
効果を実感したい方は、毎日続けることがとても大切です。
バスタオルの枕はシワが目立たなくなっても続けることをお勧めします。
まだシワが気にならない方も是非今からバスタオル枕を実践してみて下さい。
首のシワ改善方法として3つご紹介しましたが、改善方法の1つからでもまずはトライしてみて下さいね。