【美容&健康コラム】 2023.3.25 Vol,108
MI美容顧問:川戸清弥
突然ですが、シミが気になり始めるのは、20代後半頃からが多いようです。
結構若くからシミが気になり始め、その後も女性は出産や閉経・ストレス・紫外線の影響など様々な原因から「シミ」に悩まされ続ける方が多いはず。
そこで今回の美容コラムでは、皆様が日々行っている「美白ケア」が間違っていないか、ご自分のケアを思い出しながらご一読いただければと思います。
シミには、大きく分けると6種類あります。
①老人性色素斑(日光性色素斑)
②炎症後色素沈着(色素沈着)
③肝斑
④雀卵斑(ソバカス)
⑤後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)
⑥脂漏性角化症(老人性イボ)
1人の顔の上に、何種類ものシミが現れている方も多く、年齢とともに数も種類も増加する傾向が有ります。
その為に、美白ケアは「既に現れているシミの美白ケア」と「今後現れるだろうシミ予防」の両輪で行う必要があります。
シミの種類が6種類あるとお話ししましたが、一番多いのは①の老人性色素斑(日光性色素斑)でしょう。
「オギャ~」と生まれてからこの年齢までに浴びて来た紫外線量の蓄積によって徐々に肌に現れてくる代表的なシミです。
これ以上紫外線を浴びない様にしっかりガードしながら、美白効果のある物を継続的に使用する事がとても大切です。
そして抗酸化作用のあるビタミンA・C・Eやポリフェノールが多く含まれた食品を意識して食べるようにしましょう。
特にビタミンCは水溶性ですから、体内に蓄えておくことができません。
その為、毎日摂取する必要があります。
日々の食生活において食が細くなっている方や外食や偏食の多い方は、是非健康補助食品を取入れてみて下さい。
美白ケアに大切なのが肌の水分量です。
肌荒れやカサカサ肌でなくても水分が不足気味の方はとても多いです。
特に、閉経を迎えた女性の肌は水分保持力が低下してきます。
肌に水分が足りないと紫外線の影響も受けやすく、毎日使う美白化粧品に配合されている有効成分についても活躍しにくくなってしまいます。
このことから保湿成分は特に拘って選んだほうが良いと思います。
私がお勧めしたい保湿成分は「リピジュア」です。
今まで数多くの化粧品開発に携わってきましたが、肌への刺激・保湿力・水分蒸散量・角質への馴染み・長期使用での安全性等々保湿成分としては、一押しの保湿成分です。
ちなみに香粧品業界・化粧品業界・医療薬品業界においても高評価な成分の一つです。
保湿成分がしっかり行き渡り、ふっくらと瑞々しい角質層に美白成分をなじませる事で、長く居座っているシミに対してもアプローチできるようになるのです。
美白成分の活躍は肌の水分量が鍵を握っているのです。
毎日のスキンケアで化粧水をお使いだと思いますが、肌が十分に潤う様、化粧水の使用量は適正か?化粧水はしっかり均等に馴染ませる様に塗布できているか?再度意識し,行って化粧水を使う様にして下さい。
その後に塗る美白美容液は肌なじみが良くなり、肌艶・肌の色・クスミやシミの変化を実感されることでしょう。
「美白ケア」の前の水分補給はとても重要なポイントなのです。
雑に行っていると、せっかく期待して購入した美白化粧品が無駄になってしまいますよ。
くれぐれもご注意ください。
次回美容コラムも引き続き「美白ケア」の重要ポイントをお届けしたいと思います。