【美容&健康コラム】 2021.9.25 Vol,36
MI美容顧問:川戸清弥
日に日に涼しくなり、秋らしい陽気になってきましたね!
梅雨時期からお勧めしていた「育菌ケア」は今月で終了される方が多い事でしょう。
それぞれ肌の変化を感じて頂けたと思います。
中には「肌が柔らかくなりシミが目立たなくなった」等アンチエイジング効果を実感された方もいらっしゃいます。
「育菌ケア」のような、美肌菌を育てて肌の常在菌バランスを整えるケアは、昨年以上に美容雑誌やSNSでも多く取り上げられ業界でも話題となっています。
日本では未だ現実的ではありませんが、海外では既に自分の常在菌を培養し自分だけの化粧品をオーダーできる所も存在しており、いかに常在菌バランスがスキンケアとして効果があるかに注目が集まっています。
9月に入り気温は30℃以下の日も多くなり、湿度の低い日も増えてきました。
そろそろ肌に栄養を与えなくては!と美容液を購入された方も多いでしょうが、ちょっと待ってください!
このタイミングに是非行ってほしいスキンケアがあります。
今年の夏は雨の日が多く湿度が高い日が続きました、そこへマスクの着用で毛穴トラブルが非常に増えています。
毛穴の奥で悪玉菌や日和見菌が増え、肌に悪さをしているのかもしれません。
肌への栄養補給をお勧めしたい季節ではありますが、このタイミングにお顔の毛穴チェックを行いましょう。
【毛穴セルフチェック8問】
※鏡で素肌を確認
★鼻頭以外にも毛穴が目立つ部位がある
★メイク崩れが気になる
★肌のテカリが気になる
★肌の表面に小さなプツプツがある
★今年の夏はニキビ(吹き出物)が出た
★オイリー部位とドライ部位がはっきり分かれる
★今年は「育菌ケア」を4週間以上行っていない
★夏でもチリメンジワが気になる部位がある
以上の8項目に2つ以上当てはまる方は、今日から下記の毛穴環境を整えるスキンケア《毛穴マッサージ》を行って下さい。方法は簡単です。
下記を参考に1週間に1回程度ご自宅で行いましょう。
※ケアの回数には個人差があります。
毛穴のトラブルで一番に連想するのはニキビですよね。
ニキビは毛穴の中で菌が増殖し毛包内で炎症が起き毛穴を塞ぎ腫れ上がり、酷くなると膿をもったりもします。
常在菌の中のアクネ菌と黄色ブドウ球菌は皮脂腺や毛穴の入り口・毛包内に棲みつく事が知られています。
特にマスクなどで肌を覆っていると黄色ブドウ球菌(悪玉菌)などは急速に増殖し、肌をアルカリに傾け赤みや痒みなどを引き起こします。
今は無くても毛穴の奥深くでいつか数を増やし、肌トラブルになるかもしれません。
その前に予防ケアとして、定期的に毛穴に存在する黄色ブドウ球菌・日和見菌の増殖を抑制する事が大切です。
毛穴マッサージはマッサージの効果とプロテクションゲルの成分で知覚神経を刺激し発汗を感じる方があります。
それは汗腺が正常に働いている証拠です。
毛穴マッサージ後に発汗を感じるか?一度チェックしてみて下さい。
皆さんの肌で24時間働いてくれる表皮ブドウ球菌(善玉菌)が常に優位に立つには、肌の角質(垢)・汗・脂が必要です。
何故ならこの「3つのあ」が常在菌の餌なのです。
そしてもう一つ大切な条件は悪玉菌や日和見菌が住処にしている毛穴の環境を整え清潔に保つ事です。常に肌表面を弱酸性に保ち、免疫力を強化出来ているのも常在菌バランスが整っているからです。
MIプロテクションゲルを活用して、定期的に「毛穴マッサージ」を行うことで肌の常在菌バランスを保ち、小ジワやタルミ・クスミも無く、毛穴も目立たない滑らかで潤いのある肌を手に入れましょう。